ベジタリアンの聖地的存在、

ベジタリアン料理の奇才ジュリさんが経営なさる

『カフェ　ミレット』が、京都静原にあります。

 

京都  四条川端のドッグカフェ
『スフェラ』で食べた、

ジュリさんのローチョコレートケーキが
衝撃的で、度肝を抜かれています。

スーッと、口の中で溶けてしまうのに、
口の中は、チョコレートをたっぷりと
食べた幸せが残ります。ジュリさんの
ローケーキをお目当てに、
『スフェラ』に通ってました。

そんなに好きなら、ぜひ、お料理も〜と、

『スフェラ』真城オーナーのご紹介で、
『カフェ　ミレット』に初めて伺って、

初めて、口にしたのが、
自家製こんにゃくのお刺身でした。

蒟蒻芋を育てて、ダルマストーブの
木灰で作られた蒟蒻！

プルプルとした食感が、
葛切りみたいで、ビックリしました。 
 

どのお料理も鳥肌が立ち、
至く感動をしたのを覚えています。

こんなに丁寧に、こんなに優しく、
お料理と向き合う方がいるだなんて！

以来、『カフェ　ミレット』の
ファンの１人です。

お米、小麦、お野菜を、
ご主人が育ててらして、

ハーブは、お母様が、
育てておられる。

ジュリさんママが、
ナチュラルライフそのものの方で、
浮世離れされた素敵な方です。

そうそう！まさに、ジュリさんファミリーは、
『浮世離れ』されてます。
浮世を離れて、
里山の暮らしを楽しんでおられます。

 

日曜朝市のお目当ては、石窯焼きパン。

プレーン、レーズン、イチジクと
クルミとレーズン、それに、あんぱん。

あんぱんの概念が、変わってしまいました。

もっちりしたパン生地に包まれた、
優しい小豆餡。おやつパンでなく、
１食に値いするパンです。
 

ヒヨコ草が大好物な鶏の放し飼い有精卵も、
甘いのです。
玉子が、甘いだなんて！
とても貴重な玉子です。

自給自足に、極々近い、
ライフスタイルでらして、
私がイメージしていた、
自給自足のイメージが、一新してしまいました。

こんなにも、ナチュラルでお洒落で
アートな形がある！と、
上書きされてしまっています。

 

こんな生き方があるんだなぁ〜と、
強く憧れをもって、
生き方の、指針になっています。

 

こんな素敵な『カフェ　ミレット』さんの、

ハーブソルトとハーブティーが、
販売の運びとなりました。

冬に、お願いした時に、材料になるハーブを、

自分たちで育てたハーブだけで作りたい！

と、強いご希望があり、
春になって、ハーブが芽吹いて育つのを
待っていました。

また、土用を避けて、満月の日に、
作られています。

そのこだわりが、こだわりでなく、

ジュリさんご家族の当たり前なことでした。

春夏秋冬、季節の移り変わりを大切に、

季節の変わり目や、
体調を崩しやすい時期を用心して過ごす。

月の満ち引きのリズムでの、暮らし方です。

ジュリさんは、もう、

ベジタリアンだから、オーガニックだから、
という枠組みを、

突き抜けてらして、

目の前にあるものの存在は認める、

けれど、

自分は、心地良い選択をする！

というレベルの境地におられます。

ご家族はじめ、誰にも強要したりはしない。

繋がること、選ばれること、

共に過ごすことを、楽しんでおられる。

私が、マクロビオティックに
ハマっていた時とは、エラい違いです。

元・夫家族に、お説教めいて、

「食事が不味くなるから、やめてくれっ！」

と、よく注意を受けていました。

「ベジタリアンが、世界を救う！」

と信じていて、
思い返すと赤面してしまう、

圧迫感しかない暑苦しいベジタリアンでした。

ジュリさんのお料理メニューの、

畑のサラダや、畑の野菜のグリル、

スチームされたお野菜、メインディッシュに、

ハーブソルトが、お皿の上で、アートします。

テーブルにも、ハーブソルトが、
美しくセットされています。

ハーブたちの可愛いお花も、
丁寧にドライされていて、
彩り鮮やかなハーブソルトです。

「カフェ　ミレット」さんのお料理の〆めに、
ハーブティーを頂きます。

なんて、香り高いこと。

ずっと、深呼吸していたい。

深呼吸が、

深い呼吸が、当たり前な暮らしがしたい〜と、

「カフェ　ミレット」さんから学んでいます。